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5月13日 速さを意識する
今日の授業で高校3年生の生徒が、問題の解答をどこまで丁寧に書くべきなのかを聞いてきました。
その問題は同じ議論をするところが何度もあったので「同様に」や「明らか」で済ませていいのかということでした。
本番ではそれらを全て丁寧に書いた方が良いのかもしれませんが、1問の解答の細部にこだわって時間が足りなくなるのでは元も子もありません。
その生徒も「問題を解くのがあまり速くないので、どうしたらいいのか迷います」と言っていました。
問題が解けなかったり、目の前のことで精一杯のときにはこうした悩みは出てこないのですが、学力が一定以上のレベルに達すると解答をどこまで書くべきかという悩みが出てくることがあります。
学力をつけるための練習時には出来るだけ丁寧に答案を作成して、時間内にどれだけ点数が取れるか練習をするときにはバランスを考えた答案を作成するというように、練習の目的に応じて書き方を変えるのが良いようには思います。
また、根本的な解決方法として普段からスピードを意識して練習することが大切です。
当塾では計算や問題を解く速度は遅くても構わないけれど、板書を控える速度が遅いのはダメだと高校1年生のときから伝えます。
問題を解く速度は、まずは時間がかかっても解けるようになることが大切なので、それをクリアできたら早く解けるように速度を上げていけばいいです。
ただし、書き写す速度が遅いのはそれだけで不利になるので、意識して直す必要があります。